• 著者中央文化社

月刊 地方議会人 2024年8月号

特集:深刻な獣害被害へどう対処するか

獣害は、農地や農村が地域のエサ資源の供給場所と野生動物に認識されたために発生する問題です。しかし近年は野生動物の人の生活圏への侵入が増加し、農村部への出没に加え、エサ資源の存在しない市街地に迷い込む事例が増加しています。ここで大切になるのは「地域政策」ではないでしょうか。具体的には、獣害による地域の被害の原因を正しく把握し、適切な対策を実施するための体制づくりとなります。今月号では、全国で初めて獣害対策で連携する広域の議員連盟を発足させた事例、3つの町が協力して集落ぐるみの対策体制を構築した事例、住宅街でのアーバンベア出没に備え市街地で獣害対策訓練を行った事例、野生サル対策に地域ぐるみでICTを活用した事例を交え、深刻な獣害被害にはどう対処していくべきかを考察していきます。

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