ひとつの言語に特化した専門書店。その書店員はどんな思いで本を届けているのでしょうか。九つの専門書店に尋ねたインタビュー集。
外国語を学ぶ人なら誰しも、その言語で書かれた本を読んでみたい、と思った経験があるのではないでしょうか。あるいは、日本語の教材ではなく、その言語で直接説明された教材で学びたい、ということもあるかもしれません。
原書を読みたい、買いたい。どんな本が面白いか、自分でも読める本はどれか。それを自分で選ぶのは難しい。そうした読者の気持ちに寄り添ってくれる専門書店があります。
そうした外国語専門書店を取材して一冊にまとめました。なぜその外国語の本屋になったのか、どのように店を続けてきたのか、どんな思いでこれから本を届けようとしているのか。外国語を読者とつなぐ書店員の声を記録しました。
本書で取り上げる外国語専門書店
レ・シャピートル(フランス語)
ナウカ・ジャパン(ロシア語)
セルバンテス書店(スペイン語)
ミランフ洋書店(スペイン語)
チェルビアット絵本店(イタリア語)
内山書店(中国語) 東方書店(中国語)
キタプチ(トルコ語、アラビア語)
チェッコリ(韓国語)