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  • 著者司馬遼太郎
  • 出版社朝日新聞出版
  • ISBN9784022644909
  • 発行2009年4月

街道をゆく 36 新装版

「文七元結」「大山詣り」「富久」といった落語を思い出しつつ、本所・深川を歩く。三遊亭円朝、三代目柳家小さんのあとは、夏目漱石、芥川龍之介が登場する。落語から明治の近代文章語の成立に話は移っていく。深川っ子の次は神田っ子。本の町神田は著者のなじみでもある。古書街の英雄たち、この町で勃興していく学問の担い手たちが描かれる。近代日本を知的に支えた町でもあった。

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