• 著者小林信彦
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784101158402
  • 発行2008年8月

東京少年

東京都日本橋区にある老舗の跡取り息子。昭和十九年八月、中学進学を控えた国民学校六年生の彼は、級友たちとともに山奥の寒村の寺に学童疎開することになった。閉鎖生活での級友との軋轢、横暴な教師、飢え、東京への望郷の念、友人の死、そして昭和二十年三月十日の大空襲による実家の消失、雪国への再疎開…。多感な少年期を、戦中・戦後に過ごした小林信彦が描く、自伝的作品。

>> 続きを表示
    •  
    • この本が読めるところ
    • 借りた人・借りている人