• Author清武弘嗣
  • Publisher小学館
  • ISBN9784093883610
  • Publish Date2014年5月

明日への足音

清武弘嗣が初めて書き下ろした「自分史」
2011年8月、清武弘嗣は初のA代表に21歳で召集された。札幌での日韓戦でいきなりの2アシストを決め、鮮烈な代表デビュー。しかし、本人はこの時の心情をこう記す。
「代表選出の話を聞いた瞬間、『えっ、マジかよ』って思った。俺にはまだ早すぎるって。(中略)合宿に合流すると言われた時、真っ先に思ったのは「緊張するなあ」ということだった。俺は人見知りが激しく、特に初対面の人は苦手。合宿の朝食は8時からだが7時半に一人で行き、さっさと食べて部屋に引きこもっていた。夜の自由時間も自分の部屋に閉じこもり、一人でゲームをしていた。たった3日間だったけど『早く帰りて~』って毎日思っていたもん」――素顔の清武弘嗣は、意外にも「恥ずかしがり屋で人見知りで謙虚で超マイナス思考」。が、一旦ピッチに入ると人間が豹変する。神業的スルーパス、驚異の運動量、強烈なミドル、ピンポイントFK……。日本サッカー界の未来を担う若きMFが、初めて綴った自分史。天賦の才だけで順調にトップ選手に上りつめた印象の裏にある、想像を絶する、努力と挫折。がむしゃらに走り続けてきたその半生を明かす!

【編集担当からのおすすめ情報】
17歳。極めて貴重な1年間を清武弘嗣は病気と怪我で棒に振った。
「保育士を目指して、将来は子供たちと楽しくサッカーをやろう」とまで決心した。
彼は、いかにしてこのどん底から日本代表にまで上りつめたのか?
「夢を叶えられる人は、わずかしかいない」だから「がむしゃらに走り続ける」、そんな半生を清武弘嗣自身が初めて綴った!

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