「格差と貧困の15年」の課題をつかみ、先駆的実践を知るための格好の書。困難があっても、だれもが普通に生きられる社会へ。不登校34万人、虐待やヤングケアラーにみる養育困難の増加、親の孤立……。困窮と不利の連鎖を断ち、生きる場とつながりをどう保障するか。各分野の研究者と支援のエキスパートたちが、子ども・若者の困難をめぐる課題を示し、いのちを支える取り組みを伝える。