ダム開発やコンクリート護岸で日本中の川という川が本来の豊かな流れを失い、破壊されて久しい。もう清流という名に値する川はごくわずかである。本書は、ジャーナリトの著者がダム開発などに揺れた全国の主な川、いまも揺れつづけている川を訪ね歩き、その惨状をルポし、川を守る大切さを訴える。