本書は、女性として史上はじめてシッダーマスター(偉大な師匠)となった、世界的なヨガ聖者が、インドのヴェーダの名言、ヨガ聖者の名言、仏陀の名言、キリストの名言などを掲げながら、愛と慈悲の大切さ、毎日五分でも瞑想することの大切さなどを説明し、心と体の悩みから解放され、愛と慈悲を自然に実践する人物となり、世界が平和になるためのメッセージを伝えていきます。
著者は、仏教もキリスト教も、その源流はヒマラヤの教えにあると述べます。そこで、ヒマラヤの大聖者ハリババジの言葉「すべてを捨てなさい」、イエス・キリストの名言「汝の隣人を愛せよ」「何を食べようか何を飲もうかと思い悩むな」「与えるは受けるより幸福なり」、仏陀(釈迦牟尼)の「すべての生きとし生けるものは、すべて仏性を有する」「自己に克つ者こそ最上の勝利者である」といった言葉に潜む、本当の意味が明かされていきます。
そして、心と体を浄化し、愛と知恵と平和の人になって行く真理の道を開設していきます。