我が国は世界一の長寿国となり、人々は定年を迎えても、もう一つの長い人生を持つようになった。人生は放物線ではなく、どこまでも上昇曲線を描きうるもの。この自由な日々を生き生きしたはりのある毎日にするには、どうしたらよいか、長寿社会の実態の分析と豊かな人生体験を通して、その道をさぐる。