• Author丹羽啓介
  • Publisher小学館
  • ISBN9784091253828
  • Publish Date1998年7月

キャットルーキー 12

▼第44話/たった一人でも…▼第45話/その男たち凶暴につき…▼第46話/伊部よ、さらば!!▼第47話/4番四方!!●登場人物/雄根小太郎(気分次第で調子が変わる大和トム・キャッツの破天荒ピッチャー)、四方二三矢(小柄だが抜群の集中力と打撃力で大和トム・キャッツの救世主となったルーキー。ドラフト7位でトム・キャッツに入団)、加縫勇二(ドラフト3位でトム・キャッツに入団した外野手)●あらすじ/ペナントレースも終盤を迎え、トム・キャッツは優勝を目指して踏ん張っていた。ファルコンズに続きシャークスも下して、ここへきて5連勝、フェニックスを抜き単独2位に浮上し、首位ペガサスまで2ゲーム差まで迫った。そしてその試合終了直後、明日の先発が予定されている雄根は、シャークスのエースで、明日投げ会うはずの伊部に声をかけられる。2人で居酒屋に入ると、伊部が話を切り出した。「来年メジャーリーグへ行く」と… 今の2人はお互い17勝同士で、明日の試合に最多勝のタイトルがかかっている。だが雄根は、優勝することを最優先に、力を使い果たすようなことはしないことを匂わす。だからこそ、きっちりと決着をつけておきたいと思った伊部は明日の試合にかける意気ごみを伝えるために雄根に声をかけたのだったが…(第1話)●本巻の特徴/優勝を目指すトム・キャッツに立ちふさがるシャークス。エースの伊部は、DHを使わず、打者としても先発メンバーに名を連ねてきた。その意気込みは徐々に両チームへと伝染していって…●その他の登場キャラクター/伊武一輝(マリン・シャークスの最多勝利投手)、酒希洋(ドラフト1位でトム・キャッツに入団したプライドが高い左投手。プレッシャーに弱い。)

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