江戸中期、大坂の医師寺島良安が、中国明の王圻の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典。原典の全図を収録し,口語訳したうえ、注を付した。本巻には巻74〜77、摂律・河内・和泉・紀伊・淡路・丹波・丹後・但馬・因幡・播磨を収める。