江戸中期、大坂の医師寺島良安が、中国明の王圻の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典。原典の全図を収録し、口語訳したうえ、注を付した。本巻には巻69〜72の本、現在の山梨・静岡・愛知・石川・福井・岐阜・三重・滋賀各県の地誌と京の社。