江戸中期、大坂の医師寺島良安が、中国明の王圻(おうき)の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典。原典の全図を収録し、口語訳したうえ、注を付した。本巻には巻37〜44、家畜、獣、鼠、鳥類を収める。