江戸中期、大坂の医師寺島良安が、中国明の王圻の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典。原典の全図を収録し、口語訳したうえ、注を付した。本巻には巻45〜54、竜蛇・甲貝・魚・虫を収める。身近な魚や虫たちの挿図は、正確で楽しい。