江戸中期、大阪の医師寺島良安が、中国明の王圻の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典。原典の全図を収論し、口語訳したうえ、注を付した。本巻には巻72の末〜73,山城の寺院と大和国を収める。