江戸中期、大坂の医師寺島良安が、中国明の王圻の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典。原典の全図を収録し、口語訳したうえ、注を付した。本巻には巻66〜68、日本(関東地方の各国と伊豆及び越後・佐渡・越中・信濃)の地誌を収める。