小さな国の片田舎、そこに宿る家もなく、家畜小屋の飼い葉おけに、そうーっとおかれた小さな赤ん坊。これが、数千年の昔から預言者の口をとおして、神が約束なさった救い主、待ちに待たれたかたなのでしょうか!神のなさることはいつも人の意表をつきます。十字架上の死まで続くイエスの生涯全体は、謙虚のきわみであり、神にのみ希望をおく「貧しき人の幸い」を保証するものです。