近くの書店で在庫を調べる
  • 著者古市憲寿
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062170659
  • 発行2011年9月

絶望の国の幸福な若者たち

W杯の深夜、渋谷で騒ぐ若者たち。ネット右翼の主催する排外デモに集まる若者たち。そして震災を前に、ボランティアや募金に立ち上がる若者たち。すべての現場に入り調査を重ねた末に見えてくる、「幸せな若者」の正体とは!
格差社会のもと、その「不幸」が報じられる若者たち。
だが統計によれば、20代の75%が現在の生活に「満足」している!
これまでの若者論を覆す現実を前に、本書の立場はシンプルだ。
――悲観論にも感情論にも意味はない。
26歳の社会学者が「幸せ」な若者の正体を徹底的に取材し考える!
同時代を生きることになった人々のこと、僕たちが生きることになった国のことを、この本では考えてきた。それは、別に社会全体に向けられた啓蒙意識からでも、少しでもこの国を良くしたいという市民意識からでもない。ただ、「自分」のこと、「自分のまわり」のことを少しでもまともに知りたかっただけなのだ。(本文より)
「今、ここ」が幸せであればいい――。
W杯の深夜、渋谷で騒ぐ若者たち。ネット右翼の主催するデモに集まる若者たち。そして震災を前に、ボランティアや募金に立ち上がる若者たち。
すべての現場に入り調査を重ねた末に見えてくるものは?
最注目の若き社会学者が満を持して立ち上げる、まったく新しい「若者論」!
オビ寄稿:上野千鶴子(社会学者)、小熊英二(慶應大学教授)。
巻末「補章」:佐藤健(俳優)との1万字オーバーの対話を収録。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • 暗幕のゲルニカ
  • 佐久間宣行のずるい仕事術 / 僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた
  • デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 1
  • ゆるキャン△ 2
  • ゆるキャン△ 1
  • その本は
  • きみの春花
  • そして誰もいなくなった
  • 親友の「同棲して」に「うん」て言うまで
  • 常設展示室 / Permanent Collection