高野山の宿坊、蓮華定院の住職の母である添田清美(そえだ・きよみ)さん。創立間もない東京女子大学で外国人を見るのも初めてという中、必死で英語を身につけ、25歳で蓮華定院に嫁いでからは寺庭夫人として忙しい日々を送ってきました。90歳を超えたいまも6時前に起きて伝票処理、法話など大忙しの日々を送る添田さんに、高野山の中心で、笑顔でいきいきと人生を楽しみ、今ある幸せに感謝しながら生きる教えが詰まった一冊。