さあ、今日はこの本を読むぞ!と思っていたら、友から電話で「今夜、どう?」。甘い言葉にうっかり乗って、気付けば朝までジャン卓を囲み…。妻子、友人、酒、博打。数多の敵が邪魔をする、ままならないこの読書人生。しかししかし、それでもひたすら本を読む。敵が多ければ多いほど、やせ我慢すればするほど、読書は楽しく、本への愛はつのるのだ!当代きっての本好きにして読書のプロ、目黒考二が本とともに在る人生のよろこびかなしみをつづる情味溢れるエッセイ。