政界再編劇の中を無定見に飛び回る政治家を「ハエ男」と断じ、陰湿で無責任な「省僕」に成り果てた官僚を撃ち、学者や政治評論家の手を借りて、世論をミスリードするマスコミの責任を鋭く衝く。積極的読書で綴る"直評日記"、タレント文化人の生態を小気味いいまでの直言で、切り捨てる"タレント文化人筆刀両断"、要領の良さ、頑固者の少なさを嘆く"筆刀直評"など。会社人間の膿に挑む怒りと希望の書。