井上靖氏の名作や椎名誠氏らの調査により注目を浴びている中央アジア、幻の都「楼蘭」。本書は、古来、幻の湖としてその姿を見せなかったロプ湖をつきとめ、楼蘭王国の存在を明らかにしたヘディン博士の苦闘の探険記録である。