• 著者八十島信之助
  • 出版社中央公論新社
  • ISBN9784121000958
  • 発行1966年2月

法医学入門

目次 まえがき 序章--死体の検査 / p2 I 死因の判定 / p7 このひとはどうして死んだのか 失血による死 中枢の機能障害による死 心臓の機能停止による死 外傷によるショックや栓塞による死 外傷-感染-日がたってからの死 たいしたきずのない死体 絞死と縊死 はたして溺死か 中毒死ではないか 農薬による中毒死 病死ではないか II 損傷と凶器 / p51 きずから凶器を推理する 創口のある損傷 キチンとした創口があったら 武蔵野の親殺し 乱れた創口があったら 三里塚事件 創口のない損傷 表皮のすりむけ 皮下出血 体の深い部分の損傷 脳の損傷 骨折 損傷の部位と外力の部位 III 自殺か他殺か / p85 はたして他人がやったのか きずの部位や性質から 夫が殺したのか 乃木大将夫妻の自決 ためらいきずがあったら 防衛傷があったら 死後にできたきずがあったら きずのない死体では 急死者と家族の心理 IV 受傷の時期 / p112 なにが問題か 化膿などがはじまっているきず 離れたところにおこった変化 開いた創口、乾いたすりきず 出血のある損傷 北海の漁村のある事件 出血のない損傷 黒こげの死体 V 死後の経過時間 / p132 死体現象 冷たくなった死体、死後生まれた胎児 色の変った死体 硬くなった死体、臭う死体、ふくれた死体 偽黒色症 ひからびた死体 知床半島の屍蠟化死体 骨だけになった死体 このひとはいつ死んだのか VI 死体の個人識別 / p169 死んでいるのはだれか 血液の検査から 骨の検査から 砂のなかの頭蓋骨 スーパーインポーズ法 軟らかい組織から VII 民事事件の法医学 / p179 親子の関係 損害賠償、災害補償の問題

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