愛読書である『写真でみる日本生活図引』に収録された昭和の写真に昔を思い、現代文明につつしんで疑問を呈する。懐かしい生活風景が生き生きと写しとられた写真からなにを感じ取るか。貧しかったがこころ豊かだった昔へのオマージュと現代社会へのアンチテーゼ。