全米の児童書書店が子どもにぜひ読んでほしい本として、2010年E・B・ホワイト推薦図書賞を授与!
ジーナの家は、葬儀場。パパ、ママ、弟、そしておばあちゃんの5人家族。7年生(中学1年生)の秋、ジーナはクロスカントリーの花形選手として練習にはげんでいます。が、科学の授業で落第点を取ったら、大会に出場できないと先生に言われてしまいます。
ライバルのビアンカ、クラスメイトのルビー、そして淡い恋の予感がするジグとのやりとりに、物忘れが多くなってきたおばあちゃんと家族の確執がクロスオーバーしてて、物語は進んでいきます。
変わっていくおばあちゃん、そこから目をそらそうとするママ、そして同時にいくつもの困難を抱えている娘ジーナ。友情と家族愛に包まれ、多感な少女の心もようは、色づく秋の木の葉のように、美しく染まることができるのでしょうか。