• 著者田辺聖子
  • 出版社角川書店
  • ISBN9784041314371
  • 発行2009年10月

光源氏ものがたり 下

源氏亡きあと、主人公は二人の美しい貴公子、薫と匂宮にひき継がれた。源氏の「息子」であるもの静かな薫。孫にあたる奔放な匂宮。彼らは、恋のアプローチも全く違うのだが、結果的に同じ女性を愛してしまう。二人の愛を受けた美少女浮舟は、悩み続けて宇治川に身を投げようとする-。華麗な王朝絵巻をイキイキと話し言葉で繙く「田辺源氏」の最終巻。「匂兵部卿」「紅梅」「竹河」「宇治十帖」を収録。

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