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  • Author舛添要一
  • Publisher講談社
  • ISBN9784062882514
  • Publish Date2014年2月

憲法改正のオモテとウラ

【憲法改正とは「政治」そのものである】参議院の圧力、省庁の縄張り争い、政官業癒着勢力の暗躍……。小泉政権時に「新憲法起草委員会」事務局次長を務めた著者がはじめて明かす、改正議論の舞台裏。前文に歴史観や思想は必要なの? 天皇を元首ごときにしていいの? 憲法改正を利用して、既得権益を守ろうとする省庁や族議員が存在する!
【憲法改正とは「政治」そのものである】
参議院の圧力、省庁の縄張り争い、
政官業癒着勢力の暗躍……。
小泉政権時に「新憲法起草委員会」事務局次長を務めた
著者がはじめて明かす、改正議論の舞台裏。
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前文に歴史観や思想は必要なの?
天皇を元首ごときにしていいの?
憲法改正を利用して、既得権益を守ろうとする
省庁や族議員が存在する!
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〈本書の主な内容〉
第1章 参議院への配慮と自民党内の政治力学
 ・ 改正論議の裏で繰り広げられた権力闘争
 ・ 読売新聞にスクープさせる「暴挙」
 ・ 「こんなふざけた案は絶対に認めない」
 ・ 秘密を守れない政治家たち
 ・ 反発する参議院への配慮と自民党内力学 ほか
第2章 どうすれば国民に支持されるかを考える
 ・ 安倍氏が全面書き換えを主張した理由
 ・ 前文に価値観はそぐわない
 ・ 天皇は元首なのか
 ・ 「元首ごときにするには畏れ多い」という意見
 ・ 自衛軍か国防軍か
 ・ 目先の問題解決策を憲法に求めてはならない
 ・ 「個人」の重要性をわかっていない「第2次草案」
 ・ 封殺された一院制論
 ・ ポピュリズムの危険性が高い首相公選制
 ・ 最高法規を愚弄する行為
 ・ 財務省 vs. 総務省
 ・ 理論武装させられた族議員によるバトル ほか
第3章 政治の荒波に翻弄された条文化作業
 ・ 諮問会議メンバーを固辞する学者たち
 ・ これが政治力学
 ・ 「総理は今、それどころではないんだ」
 ・ 失敗に終わった「軽井沢工作」
 ・ 自然描写や歴史に触れるのは中国憲法と同じ ほか

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