納豆、だんご、もち、すし、カレーライス、ハンバーグ…。古今東西の「世界の味」は、いつ、どのようにして私たちの食生活に登場し、日本人の味になったのか。縄文時代の昔から現在にいたるまで、2000年におよぶ「食」の多彩な歴史と人間の英知を、興味ふかいエピソードをまじえながら語る。