「文章は誰でも書くことができる」。自分の言葉を探し、信じること。大阪、北堀江の小さな雑貨店で、地道に続けられてきた文章を綴るワークショップの中で生まれた小冊子『ファンタスティック・サムシング』。そこには、季節の言葉、嬉しい言葉、悲しい言葉、愛する言葉、叫んだ言葉、笑い合う言葉、歌う言葉などで描かれた様々な風景がありました。そして、それらは、自分たちの、生きるための言葉、生きてきた言葉など、ひたむきに生きていくための信じようとする言葉でもあります。この本には、その、6年間、50冊に及ぶ活動の中で発表された450編以上の文章から、切り取った、147編の詩や散文収録されています。