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  • 著者岸田五郎
  • 出版社中央公論新社
  • ISBN9784121012463
  • 発行1995年5月

張学良はなぜ西安事変に走ったか / 東アジアを揺るがした二週間

日中戦争のさ中、一九三六年十二月十二日、国民党委員長の蒋介石に対し張学良と楊虎城が「兵諌」をもって、内戦の即時停止と挙国抗日を要求した西安事変はなぜおこったか。この年二月、日本では「二・二六」事件、七月、スペインでは内戦勃発、十二月、西安事変と世界を振撼させた事件が相継ぐ。本書は、僅か二週間で終息した事変が国共合作による抗日民族統一戦線へ道を開き、日中戦争に一大転機をもたらした西安事変の全貌を描く。

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