ラインハルトと貴族連合軍の戦いは終焉を迎えた。だが、新たな風雲が宇宙を巻き込もうとしていた。中立を保っていたフェザーン自治領主・ルビンスキーが帝国側に与することを決めたのだ。帝国に潜入して皇帝を誘拐し、同盟に亡命させるという彼らの陰謀にラインハルトは同意した。微妙な均衡が崩れつつあることに気づかず、皇帝を受け入れる同盟。そしてついに、ラインハルトは同盟に向けて宣戦を布告した。