本書は、国際連盟事務次長として、「ジューネーブの星」と謳われた著者が、日本人の道徳観を支えている「武士道」を、神道、仏教、儒教の中に探りつつ、キリスト教、騎士道、西洋哲学と対比し、世界の人々に「日本の魂」を説き明かしたものである。