経済学が世界を殺す / 「成長の限界」を無視した倫理なき資本主義
このまま信じていたら人類は滅亡する!
21世紀に生きる私たちは、資源と環境の限界に直面している人類最初の世代。しかし、その原因を作ってきた「主流派」と呼ばれる経済学者たちは、それをまったく無視し続けている。「地球の資源と環境には限りがある」ということを認めず、植民地時代と変わらず経済成長と進歩を結びつけ、現実を見ずに数字上のものばかり追い求めている。これは科学的な学問ではなく“宗教”だと著者は批判する。
このままでは将来世代にすべてツケが回ってしまう。技術者・経営者として資源収奪や環境破壊の現場を見てきた著者が警告、そして新たな経済のあり方「自然資本経営」を提言する。実は、そのヒントは日本にあった!
▼概要
第1章:非主流派経済学者 “非経済学者によるエコノミズム批判語録
第2章:至るところに断絶を生む経済中心主義
第3章:なにがこの断絶という不都合な現実を生み出すのか
第4章:文明の危機、人類は生き残れるのか?
第5章:適応から本来回帰への“逆ビジョン”
第6章:自然資本の経済の構築に向けて世界への提案「西瓜縦割り理論」
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