「シンプルな生き方」を広め、自著が世界で累計250万部に達したフランス人作家ドミニック・ローホーさん。本書では、私たちを真に豊かにしてくれる「贅沢とは何か」を教えてくれています。ヒントは、自分のスタイルが決まれば、身の回りはどんどんシンプルになるということ。でもどんなスタイルがいいのか、ものや思いこみの奴隷にならず、軽やかに生きるための実践的なヒントが満載です。
「シンプルな生き方」を広め、世界で累計250万部超のベストセラーとなるなど、年々支持が高まるフランス人著者、ドミニック・ローホーさん。
本書では、私たちを真に豊かにしてくれる「贅沢とは何か」を教えてくれています。
ヒントは、フランス人のように自分のスタイルが決まれば、身の回りはどんどんシンプルになるということ。たとえば、「若いフランス人は同じ香水、同じ洋服の人に出会うことを最悪と考え、自分らしいものにこだわる」さらに、「いくつもアクセサリーがあるのに満足できない人は、最高の宝石を手に入れると、それ以上欲しくならない」。
そしてスタイルが決まると、「少なくても贅沢」な幸せがわかりだし人生の成熟が始まるのです。
本書に収められたさまざまなアドバイスは、ドミニックさんがこれまでに実際に経験したことや学んだことだから、すべて実践的。
「選択肢が多いほど幸福度は下がる」「心地よいと体が喜ぶものこそシンプルな基準」「私がエルメスの手帳を愛用している理由」「パリのマダムの定番はちょっとリッチな白」「小さなポシェットに入った私の必須アイテム」「中国の賢人による怠け方のリスト」などなど、ものから心の贅沢までシンプルな視点が身につきます。
1日+1日+1日……が私たちの「人生」。上質な日々が上質な人生になります。
ドミニックさんは、「贅沢とは決して手の届かない夢ではありません。人生の『今』という時間を満ち足りたものにするために心を養うちょっとした技、それを日々の生活の中に見つけ、ほかの技同様に極めていくものなのです」と述べています。