• Author柚月裕子
  • PublisherKADOKAWA
  • ISBN9784041049549
  • Publish Date2017年8月

孤狼の血

常識外れのマル暴刑事と極道の、プライドを賭けた戦い。作家、マスコミほか多くの賞賛を集めた、圧巻の警察小説。
緻密な構成、卓抜したリアリティ、予期せぬ結末。いやあ、おもしろい。正統派ハードボイルドに圧倒された。
――黒川博行氏(作家)
日本ミステリ史に残る、今世紀最高の悪徳警官小説だ。
――茶木則雄氏(書評家)
昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが……。正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていく――。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • サクラ咲く
  • 朱色の化身
  • 凶犬の眼
  • しのぶ恋 浮世七景
  • 火喰鳥を、喰う
  • 凍える月 / おいしいコーヒーのいれ方Second Season4
  • 夜の向こうの蛹たち
  • 勝負鷹強奪「老中の剣」 / 長編時代小説
  • 勝負鷹強奪二千両 / 長編時代小説
  • 勝負鷹金座破り / 長編時代小説