イラク戦争、対米追従、占領支援は断じて間違っている! 本書は「大量破壊兵器の排除」から「独裁政権の打倒」へ論点をすり替えてきたアメリカ、日本政府、知識人、マスコミの欺瞞を問う。特集「あの時、ポチはこう吠えた。」で見えてくるのは、のらりくらりとその場をごまかしてきた日本の言論界の情けない姿だ。今こそ本書を読めば、「テロとの戦い」の名目でうやむやにされてきた「大義なき侵略」の真実と、日本政府の保身ぶりが実によくわかる! それにしても、よしりんの見通しがこんなに的中しているとは驚きだ!