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  • Author鶴見俊輔
  • Publisher筑摩書房
  • ISBN9784480300072
  • Publish Date1990年1月

ちくま哲学の森 7

読書のたのしみのひとつは、そこでものを考えることにある。つまりは哲学。しかし、哲学者の本は長すぎる。その人が思想を体系化したい気持ちはわかるが、哲学者がこんなにたくさんいたのでは、それに全部つきあっているわけにいかぬ。教養のために哲学者の名前をおぼえたりするより、そこでなにかを考えるようにさえすれば、それがぼくにとっての哲学の本。

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