「外務省のラスプーチン」と呼ばれ、対ロシア外交にその異能ぶりを発揮した外交官・佐藤優氏による『SAPIO』の人気連載「インテリジェンス・データベース」の単行本化です。「国策捜査」の存在を日本中に知らしめたベストセラー『国家の罠』は10万部を突破し、『自壊する帝国』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した佐藤氏が、初めてインテリジェンス(情報・諜報)について解説する“指南書”となっています。世界のインテリジェンス哲学から、ビジネスにも応用できるインテリジェンスの技法、はたまた激動する世界情勢の分析まで紹介。最前線の外交現場で経験したエピソードもふんだんに盛り込んでおり、著者の“外交秘史”としても楽しめます。