• 著者桐野夏生
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784101306315
  • 発行2001年10月

ジオラマ

ベルリンのガイドで生計を立てる、美貌の男、カール。地方銀行に勤める平凡な会社員、昌明。金のため男に抱かれることに疲れ始めた、カズミ。退屈な生活。上下運動を繰り返す、エレベーターのような日々。しかし、それがある時、一瞬にして終焉を迎える。彼らの目の前に現れた、まったく新しい光景。禁断の愉悦に続く道か、破滅の甘美へと流れゆく河か。累卵の如き世界に捧げる、短編集。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • ハルメク 2024 5月号
  • リカバリー・カバヒコ
  • 阿茶
  • まいまいつぶろ
  • 犬を盗む
  • あきない世傳金と銀 十
  • あきない世傳金と銀 六
  • 闇に香る嘘
  • 豆の上で眠る
  • 望郷