中央集権から地方自治への試金石になった、介護保険制度。全国3,300の市町村がそれぞれ独自に、この制度に取り組むことになった。それは住民からみると3,300通りの制度がある、ということになる。本書は、ユニークな方法などで、介護保険をうまく機能させている自治体を7つ選び、その実践を豊富なデータ等で、ご当地で実際に携わっている人に書いてもらったもので、介護保険に取り組んでいる人、利用する人どちらにも役立つ一冊である。