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  • 著者中村徹 松本博文
  • 出版社文藝春秋
  • LBRZna5036kij2
  • 発行2017年9月

天才藤井聡太 (2)

少年は羽生善治の印象を問われると、静かに微笑んだ……。

師匠、若手棋士たち、羽生二冠、渡辺竜王らの証言で綴る将棋界の新星の横顔。

(※貴重なカラー写真満載!)



◎第一章 師弟の七年半



天然パーマで乳歯が抜けていた小学一年生が言い放った

「ここに歩を打たないと勝ちがないから」というひと言。

その出会いから衝撃を受けたプロ棋士・杉本昌隆のもとへ

やがて少年は弟子入りする。「憎たらしいほど強いけど、

将棋盤を離れたら可愛い」と慕われる男の子が

史上最年少棋士として日本中を驚かせるまで

※本人特別インタビュー収録



◎カラー完全保存版

不滅の29連勝を辿る



◎第二章 若手棋士たちの矜持



「私たちの世代が波に飲み込まれてしまう感じがした」

三〇連勝を止めた佐々木勇気六段は対局後こんな風に話した。

天才中学生に意地を見せ「壁」になっている二〇代の棋士たち。

藤井聡太が史上最年少タイトルを勝ち取るには

層の厚い彼らの世代を乗り越えなければならない



※連続インタビュー

永瀬拓矢六段/斎藤慎太郎七段/三枚堂達也五段



◎第三章 迎え撃つ王者



非公式戦で敗れ険しい表情を浮かべ

「すごい人が現れた」と言った羽生二冠。

世間の熱狂に流されずクールな視線を送る渡辺竜王。

中学生棋士としての先輩でもある二人の

タイトルホルダーが藤井聡太という存在について語る



●羽生善治二冠

「藤井四段の弱点が見えない」

●渡辺明竜王

「野球で言うと高卒一年目三割三〇本」

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