目次 序說 / p1 一 基督敎的ヒューマニズムと此世 / p2 二 科學者の道 / p9 三 本書のねらい / p14 前篇 マックス・ウエーバーの人となり / p17 第一章 マックス・ウエーバーにおけるドイツとイギリス / p19 一 ドイツとイギリス / p19 二 ドイツにおける多數派と少數派 / p21 三 文明と文化、社會と國家 / p23 四 自由の觀念 / p30 五 弱い政治的自由主義 / p34 六 ウエーバーの立場 / p38 七 憎まれ子世にはばかる-近代的と前近代的 / p41 第二章 學者としてのマックス・ウエーバー / p46 一 「われにかわりてわが鎗をになえ」 / p46 二 歷史學派の繼承者 / p48 三 ウエーバーの家系 / p53 四 「重きを負いてキリストの律法を全うせよ」 / p57 五 ウエーバーの生い立ち / p60 六 アカデミック・アロガンシー / p65 第三章 自由主義者としてのウエーバー / p71 一 ステファン・ゲオルゲとの對決 / p71 二 ウエーバーにおける清敎徒的なるもの / p78 三 寛容と愛國心 / p89 後篇 マックス・ウエーバーの學問的業績 / p99 第四章 近代社會の特徴 / p102 一 「機械のように」-軍隊・官廰・企業・工場 / p102 二 近代的官僚制 / p107 三 近代資本主義 / p109 四 支配における近代的と前近代的-家族と權威 / p120 五 資本主義における近代的と前近代的 / p134 六 前近代的傳統の根强カリスマ / p138 第五章 近代社會の成立-「呪術の克服」を中心に- / p149 一 近代化の問題 / p149 二 理想と利益 / p150 三 禁欲的プロテスタンティズムの宗敎倫理 / p154 四 「職業」の理念と個人主義 / p167 五 ドイツとイギリス / p175 六 呪術と傳統 / p180 七 近代合理主義の比較史的自敍傳 / p188 八 都市と市民 / p190 九 西洋の倫理と東洋の倫理 / p198 第六章 此世における良き戰いのために / p211 一 人間性の要求と近代社會 / p211 二 此世としての社會 / p216 三 現代の位置 / p220 附録 / p233 一 略年譜 / p234 二 參考文獻 / p245 補註 索引