古文書学の問題提起に対して、著者の見解を適宜示した。入門書としての便宜を考慮して、構成・説明を改善した。古文書例文を増補し、解読の手引きもさらに詳しくした。参照すべき史料・文献をより多く紹介することに努めた。名辞・語彙索引の増補を図り、新たに人名索引を付した。