• Author高松洋子

仮設住宅コミュニティの現状と支援課題――岩手県大槌町仮設住宅調査より――

日本都市学会年報 VOL.49 2016年5月抜粋/本論は、被災地における仮設住宅に関する調査結果を分析したものである。2011年から継続して実施してきた岩手大学による仮設住宅調査では、精神的健康状態が仮設住宅により差がある事を示していた。どのような要素により、そのような差がでるのだろうか。被災5年目の仮設住宅コミュニティの現状と支援課題について分析する。本論文で扱う仮設住宅は行政により供給されたプレハブ式簡易建築の応急仮設住宅である。

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