今年度で50回目を迎えた総合防災訓練は、8月25日(金)及び26日(土)に盛岡市、紫波町及び矢巾町を主会場とし、災害対策基本法並びに岩手県地域防災計画及び市町地域防災計画に基づき、岩手県、盛岡市、紫波町、矢巾町、盛岡地区広域消防組合消防本部の共催のもと、多くの防災関係機関、自主防災組織をはじめとした地域住民の皆様のご参加を頂き実施しました。今回の総合防災訓練では、以下の訓練を行うこととしました。①昨年の熊本地震災害を踏まえ、地震による庁舎損壊を想定し、岩手県業務継続計画(平成26年2月策定)の検証を含めた災害対策本部移転・運用訓練②近年の全国で多発する大雨洪水災害を踏まえ、台風による河川氾濫を想定し、広域避難や避難所の開設運営、孤立者の救助・救出、医療救護所開設などを一連の流れで行う総合訓練/実際には8月24日(木)に発生した大雨洪水災害への対応のため、翌25日(金)に実施する予定だった災害対策本部移転・運用訓練は中止しましたが、準備の過程で得られたノウハウは今後の防災対策に役立てていきます。/また、26日(土)の総合防災訓練は、災害対応による一部機関の不参加や訓練当日の降雨のため一部実施できなかったものもありましたが、概ね滞りなく行われ、所期の目的を達成することができました。