本書は、イギリス産業史を専攻する研究者が、ケンブリッジへの長期滞在を機会に、伝統的なカレッジの制度と歴史とはどういうもので、現代もそこに生きる教員や学生はどんな気質をもっているのかを、楽しみつつ苦労しながら体験した記録である。