2002年へ残された時間はわずかである。'98年フランスW杯・初出場、3戦全敗から日本代表は敢然と立ち上がった。あの6月を知る中山、中田、名波らが今も国内外で「何が必要だったのか」という自らの問いに挑み続ける。当時沈黙を守った監督、選手、スタッフ39人が唯一残した貴重な肉声に、2002年への答えがある。