漢字の成り立ちを絵で理解して、おぼえる!
アルファベットに代表される音を表すだけの文字・表音文字はひらがななどと同じで、文字自体の数は少ないため、幼児でも簡単に覚えられます。
その反面、漢字は世界でも珍しい表意文字です。高校卒業までに約2000の漢字を習いますが、その半分が小学校で学ぶ教育漢字です。これほどの数を覚えることにうんざりしているお子さんも多いと思います。
そこで本書は、漢字の元になった絵を全教育漢字分、学年別に掲載しました。漢字の字源には諸説入り乱れ、絶対的な正論がないことを承知の上で、あえて小学生に覚えやすい形にしてあります。漢字は絵であること、ひとつひとつの形とその構成に意味があることを楽しみながら、改めて漢字を見つめると印象がまったく変わることに驚くと思います。
漢字が苦手なお子さんだけでなく、おうちの方も漢字の奥深い世界に触れてみてください。今まで半ば強制されて覚えていった漢字が、非常に興味深いものに変わっていくはずです。
ドラえもんの楽しいイラストとともに、気が向いたらめくってみると新しい発見が続々とあるはずです。ご家族に1冊の漢字の絵本としてもお楽しみください。
【編集担当からのおすすめ情報】
前作「歌って書ける小学漢字1006」と、まったく同じ漢字を同じページに掲載していますので、両著とも揃えるとますます楽しめます。