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  • 著者上原善広
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784103362524
  • 発行2017年6月

路地の子

大阪・更池に生まれ育ち、己の才覚だけを信じ、食肉業で伸し上がった「父」の怒濤の人生。「金さえあれば差別なんてされへんのや!」 昭和39年、大阪――「コッテ牛」と呼ばれた突破者、上原龍造は「天職」に巡りあう。一匹狼ながら、部落解放同盟、右翼、共産党、ヤクザと相まみえる日々。同和利権を取り巻く時代の波に翻弄されつつ、逞しく路地を生き抜いた男の壮絶な半生を、息子である著者が描く異色のノンフィクション。

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