誰にも束縛されることなく、自分の好きな道を歩きたい。社会が敷くレールの上を往復する人生なんて送りたくない-時代はヒッピー文化が台頭した1960年代、「自分の可能性」を求め、日本を飛び出した若者がいた。ヨーロッパ、インド、中東、バリ島、オーストラリア…世界中を旅しながら、「自分」に辿り着くまでの心の軌跡がここにある。人生を嘆き、落ち込んでいる人をめざめさせる感動の一冊。